京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室では、患者さんの痛みや苦痛を減らすことで、その人らしい人生を過ごしていただける医療提供を目指します。

京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室
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京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室

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研究紹介
The Study Guide

研究活動

当教室では疼痛の発生機序や緩和医療に関わる基礎研究や臨床研究を積極的に行っています。

臨床研究

大学院生(がんプロフェッショナル養成コース)が中心となって、疼痛の成立や緩和ケアに関する臨床研究を行っています。

1. 術後慢性痛の調査

イギリスのペインクリニックで行われた調査によると、患者の5人に1人は術後の痛みが慢性化したことがペインクリニック受診のきっかけだったそうです。手術後の患者では慢性痛の有病率が約10%高まることも明らかになっています。術後慢性痛は、「手術後に生じた疼痛、または手術により増強した疼痛創傷治癒の時期を越えてが続く(少なくとも3ヶ月以上)」と定義されています。さまざまな手術において、術後患者の20-50%に術後慢性痛が発症するといわれており、術後の生活の質に悪影響を及ぼしています。
当教室は、乳がん術後患者の慢性痛有病率調査を我が国で初めて実施し、論文報告するなど、術後慢性痛の疫学調査を積極的に行っています。

2. オピオイド内服患者の術後身体機能の調査

疼痛に対してオピオイドを内服する患者が増加し、長期間にわたってオピオイドを服薬している患者が手術をうけることもめずらしくはなくなりました。オピオイドの長期服薬が術後の身体機能の回復にどのような影響を与えるのか、また術後痛に対してどのような影響を持つのかを調べるための研究を実施しています。
上記試験以外の、現在進行中の後ろ向き試験について。

基礎研究

本学麻酔科学教室と共同研究を行い、疼痛の成立機序に関する基礎研究を行っています。

1.末梢神経の可塑性と慢性痛の成立に関する研究

慢性痛が成立するには神経損傷や炎症などさまざまな要因があります。末梢神経に生じる可塑的な変化のうち、慢性痛発症に関連するものを見いだし、あらたな創薬につなげたいと思っています。現在は、末梢神経のミトコンドリア機能に注目した研究や、疼痛の性差の背景となる因子の研究を行っています。

2. オピオイドに関する研究

オピオイドを長期間投与されたり、大量に投与されたりした患者ではオピオイド受容体が変化して、オピオイドの鎮痛効果が減弱したり、副作用が増大したりします。このような変化の背景にあるものを見いだし、長期投与しても副作用が増大しないようなオピオイドの合成をめざしています。

進行中の臨床研究

京都府立医科大学疼痛・緩和ケア科では、緩和ケア病棟に入院された患者さんを対象に、治療内容に関する臨床研究を実施しております。実施にあたり京都府立医科大学医学倫理審査委員会の審査を受け、研究機関の長より適切な研究であると承認されています。

研究の目的

京都府立医科大学附属病院では2014年より緩和ケア病棟を運営しています。よりよい運営方法を調べるため、これまでに入院された患者さんの診療を調査します。

研究の方法

・対象となる方について

2014年1月1日から2019年10月30日までの間に、京都府立医科大学緩和ケア病棟で治療を受けられた方を対象とします。

・研究期間:

医学倫理審査委員会承認後から2020年3月31日まで。

・方法:

当院疼痛・緩和ケア科において緩和ケア病棟において治療を受けられた方で、診療録(カルテ)より以下の情報を取得します。年度ごとに入院患者数や入院期間、対象疾患などを集計します。

・研究に用いる情報について

情報:カルテ番号、生年月日、イニシャル、対象疾患、入院期間 等

・個人情報の取り扱いについて

患者さんのカルテ情報をこの研究に使用する際は、氏名、生年月日などの患者さんを直ちに特定できる情報は削除し研究用の番号を付けて取り扱います。患者さんと研究用の番号を結びつける対応表のファイルにはパスワードを設定し、インターネットに接続できないパソコンに保存します。このパソコンが設置されている部屋は、入室が管理されており、第三者が立ち入ることができません。また、この研究の成果を発表したり、それを元に特許等の申請をしたりする場合にも、患者さんが特定できる情報を使用することはありません。なお、この研究で得られた情報は研究責任者(京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室 天谷文昌)の責任の下、厳重な管理を行い、患者さんの情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。

・情報の保存および二次利用について

カルテから抽出した情報は原則としてこの研究のために使用し、結果を発表したあとは、京都府立医科大学疼痛・緩和医療学教室において教授・天谷文昌の下、10年間保存させていただいた後、研究用の番号等を削除し、廃棄します。

研究組織

研究責任者:
京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室 教授 天谷文昌
研究担当者:
京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室 大学院生 堀江里奈
京都府立医科大学 麻酔科学教室 准教授 上野博司
京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室 助教 松岡豊
京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室 病院助教 谷口彩乃
京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室 病院助教 波多野貴彦
京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室 病院助教 仲宗根ありさ
京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室 病院助教 永井義浩
京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室 臨床心理士 茅野綾子

お問い合わせ先

患者さんのご希望があれば参加してくださった方々の個人情報の保護や、研究の独創性の確保に支障が生じない範囲内で、研究計画及び実施方法についての資料を入手又は閲覧することができますので、希望される場合はお申し出下さい。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、2019年11月10日までに下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

京都府立医科大学疼痛・緩和医療学教室 教授・天谷文昌    電話:075-251-5177

京都府立医科大学疼痛・緩和ケア科では、当院で全身麻酔下に手術を受けた患者さんを対象に、治療内容に関する臨床研究を実施しております。実施にあたり京都府立医科大学医学倫理審査委員会の審査を受け、研究機関の長より適切な研究であると承認されています。

研究の目的

術前にオピオイド性鎮痛薬を服薬している患者さんでは、術後の疼痛や合併症の発症率が高く、注意深い診療が必要であることが欧米の調査から明らかになっていますが、わが国では術前患者における服薬状況については知られていません。本研究では、京都府立医科大学附属病院において全身麻酔下に手術を受けた患者さんを対象に、術前のオピオイド性鎮痛薬の服薬状況を実態調査します。

研究の方法

・対象となる方について

2014年1月1日から2018年12月31日までの間に、京都府立医科大学附属病院で全身麻酔下に手術を受けられた方を対象とします。

・研究期間:

医学倫理審査委員会承認後から2020年3月31日まで。

・方法:

当院で全身麻酔下に手術を受けた患者さんを対象に、診療録(カルテ)とDPCデーターより以下の情報を取得します。年度ごとに入院患者数や入院期間、対象疾患などを集計します。

・研究に用いる情報について

情報:カルテ番号、生年月日、イニシャル、対象疾患、術式、入院期間、退院時の状態 等

・個人情報の取り扱いについて

患者さんのカルテ情報をこの研究に使用する際は、氏名、生年月日などの患者さんを直ちに特定できる情報は削除し研究用の番号を付けて取り扱います。患者さんと研究用の番号を結びつける対応表のファイルにはパスワードを設定し、インターネットに接続できないパソコンに保存します。このパソコンが設置されている部屋は、入室が管理されており、第三者が立ち入ることができません。また、この研究の成果を発表したり、それを元に特許等の申請をしたりする場合にも、患者さんが特定できる情報を使用することはありません。なお、この研究で得られた情報は研究責任者(京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室 天谷文昌)の責任の下、厳重な管理を行い、患者さんの情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。

・情報の保存および二次利用について

カルテから抽出した情報は原則としてこの研究のために使用し、結果を発表したあとは、京都府立医科大学疼痛・緩和医療学教室において教授・天谷文昌の下、10年間保存させていただいた後、研究用の番号等を削除し、廃棄します。

研究組織

研究責任者:
京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室 教授 天谷文昌
研究担当者:
京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室 大学院生 堀江里奈
京都府立医科大学 麻酔科学教室 准教授 上野博司
京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室 助教 松岡豊
京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室 病院助教 谷口彩乃
京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室 病院助教 波多野貴彦
京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室 病院助教 仲宗根ありさ
京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室 病院助教 永井義浩
京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室 臨床心理士 茅野綾子

お問い合わせ先

患者さんのご希望があれば参加してくださった方々の個人情報の保護や、研究の独創性の確保に支障が生じない範囲内で、研究計画及び実施方法についての資料を入手又は閲覧することができますので、希望される場合はお申し出下さい。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、2019年12月31日までに下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

京都府立医科大学疼痛・緩和医療学教室 教授・天谷文昌    電話:075-251-5177

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