京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室では、患者さんの痛みや苦痛を減らすことで、その人らしい人生を過ごしていただける医療提供を目指します。

京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室
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京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室

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教室紹介
Introduction

教授挨拶

疼痛・緩和医療学教室の天谷です。
疼痛治療学と緩和医療学は、患者さんの痛みや苦痛を減らすことで、その人らしい人生を過ごしてもらうことを目指す医療です。私たちの教室は、疼痛治療学と緩和医療学を一体化させた、疼痛・緩和医療学を推進することを目標に活動しています。
緩和医療は、がんなど慢性的な病気に伴う苦痛や疼痛を治療します。疼痛治療学はさまざまな原因で生じる慢性痛を治療の対象としています。どちらも、身体の変化が原因となって生じる身体的な問題である一方、その症状を受け止め、感情として表す精神活動の問題でもあります。私たちは、疼痛や苦痛の原因となる病態を解析し治療する技術を磨くとともに、精神的な苦痛や苦悩に寄り添う医療を理想としています。

天谷文昌教授

専門的な疼痛治療や緩和医療により、多くの痛みや苦痛は解決可能であることがわかっています。しかしながら、一部の慢性痛は未だに難治性であり、十分な解決策がないのが現状です。私たちは、神経が痛みを伝達する仕組みを調査することで、がん疼痛や慢性痛に対するよりよい治療法を開発するための研究をおこなっています。同時に、慢性痛を持つ患者さんの疫学調査を行うことで、痛みの実態や慢性化する原因を明らかにしています。さらには、緩和医療や疼痛治療で頻繁に使用されるオピオイド鎮痛薬について、よりよい使用方法や製剤の改善をめざした研究を行っています。
疼痛や苦痛を解決し、生活の質を改善することは、疼痛・緩和医療学の専門家の目標だけではなく、多くの医療従事者が共有すべき課題でもあります。医療関係者や学生に対する教育活動を通じ、その理念や実践を伝えることも私たちの重要な使命であると考えています。さらには、患者さんが痛みを正しく理解し、よりよい形で病気と向き合えるための啓発活動を行っています。

平成5年      京都府立医科大学医学部卒業
平成7年      京都府立医科大学大学院医学研究科博士課程入学
平成10-11年    ハーバード大学・マサチューセッツ総合病院 研究員
平成11年     医学博士取得
平成11年     大津市民病院 医員
平成14年     京都府立医科大学 助手
平成16-17年    ハーバード大学・マサチューセッツ総合病院 研究員
平成22年     京都第一赤十字病院麻酔科診療部長
平成25年     京都府立医科大学 准教授 麻酔科学教室勤務
平成30年     京都府立医科大学 准教授 疼痛・緩和医療学教室勤務
令和元年     京都府立医科大学 教授 疼痛・緩和医療学教室勤務
現在に至る

教室の沿革
1998年 京都府立医科大学緩和医療検討会結成
2005年 1月
    4月
疼痛緩和医療部 設置
緩和ケアチーム 活動開始
2008年 11月 京都府立医科大学 疼痛緩和医療学講座 開設
2009年 4月 緩和ケア外来 開設
2014年 1月
    12月
緩和ケア病棟 開設
細川豊史教授 就任・緩和ケアセンター 開設
2016年 5月 京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室に名称変更
2019年 6月 天谷文昌教授 就任
現在に至る